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昨日、島根県が設置したプルトニウム混合燃料懇談会は、プルサーマル計画容認の
報告書を知事に提出しました。
原子力発電所は、ひとたび何かあれば、取り返しのつかないことになることは、
周知のことであり、とりわけ幼い子どもたちにとっては、影響が大きいことも
知られていることです。それなのに、再処理して危険なプルトニウムを取り出して
燃料として利用するという危険が増すこと(中電の言葉を借りるなら安全の余裕が減る)
をこの懇談会が容認したことを昨日、傍聴者席で暗澹たる思いで聞きました。
私は、この懇談会を都合のつく限り、傍聴してきましたが、普通の感覚では
理解できないことばかりでした。
まず、わからなかったのは、この懇談会の委員の選出方法でした。
一つ目は、12人の委員さんのうち、女性は、たった4人であったこと。
もうすでに消滅している団体の代表が出ていたこと。
委員の中に、「自分は、県民の代表でない」と言われた人が
おられたこと。そのことに誰も反論されなかったこと。「この場で自分の意見を
表明するつもりはないこと」と言われたことなどです。
すべて、懇談会中の発言ですので議事録に残っているはずです。
このような懇談会では、懇談会の本来の趣旨の話し合いなどできるはずもなく
案の定、有識者(県の説明)の集まりにも関わらず、1回から8回(全10回)までは、
わからないところの質疑応答に終始しました。
それもその大部分、特に安全確認については推進したい側が、そのほとんどを答え、
委員がそれを鵜呑みにするということで終始しました。
そして、もうひとつ重大なことは、つい最近起こった2号炉の事故の原因、分析、
対策を中電側は、いっさい説明していませんし、5日に広島工大の中田教授らが確認した
新たな活断層について、中電、島根県、ともに詳細はわからない、これから調べるという
報告しか聞くことはできませんでした。
2号炉の安全が、確保された上ではじめてプルトニウム混合燃料の使用を容認できると
いうのが、普通の考え方ではないでしょうか。
私は、そのことを何度も原子力安全対策室長に問いかけましたが、黙ったまま何も
説明もしていただけませんでした。
子どもをもつ親として、どうしたら、子どもの命や健康をまもっていけれるのかが
最大の関心事ですが、このような状況下ではとても安心して子育てをすることが
できません。
学校で原子力災害から、どう子どもを守っていただけるのか、松江市内の
防災訓練を見学させていただきましたが、まず、最初の事故の連絡が予定を
数十分すぎても来ないというお粗末な訓練でした。
どうか、県民、とりわけ子どもたちの命と健康を守るために、プルサーマル計画については
島根県議会では十分議論していただくことを希望します。
そうでなければ、今のままでは、島根県は、60億円と県民の命を引き換えにするのか
ととられても仕方がありません。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672
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