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アイヌ語と 能登を指差しウタり言う 男の子フグリの桜の姿
オホーツク冷たき 霧は地に満ちて 耐えて桜は 淡く彩り
凍りたる君の心を吾が思い 早く包まん 満桜に
海空けて暖かき風渡り来る 国後便り 千島桜は
皐月なる季節は何処と えり合わせ 蕾は固い桜の蕾
君が居る 少し疲れた君が居る 居るだけで良い 桜花の下に
この桜命を掛けて咲く花の 五弁の舞は 心狂わす
根釧は皐月も終わる今日の日に見詰める桜 君の愛しさ
花の下 飲めない酒に少し酔い桜と交わす君の微笑み
見詰めれば飽きることなき この桜 過ぎた年月いくつも重なる
寒くても五月の空の根釧は 唐松緑に桜満れば
アイヌ語に色音と言いし所あり 桜は昔の標津原野は
君が見る北の外れの山桜 耐えて咲きたる 力強さよ
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